郡和子の日記

2011年06月22日(水)

2011年6月22日の日記

朝、厚生労働部門会議で一次補正の執行状況についてヒアリングを行い2次補正について議論。

その中で、雇用について一部報道で誤ったことが報じられたということですが、改めて確認しておきます。
雇用保険の被保険者の離職理由や加入期間によって90日から330日で設定されていますが、第一次補正予算と関連させた法律による対応で、特定被災地域の事業所の労働者で、震災によりやむを得ず、離職・休職を余儀なくされた方について、給付の最大延長が120日可能となっています。
例えば35歳以上45歳未満で、被保険者期間が5年以上10年未満の方、給付日数が180日の場合は合計300日まで受給が可能となるわけです。
加えて、その期間に、アルバイトや緊急雇用で修業した場合、原則一年を限度にするが残りの受給日数も受給可能です。
雇用分野では、本当に頑張っています。
雇用調整助成金についても特段の支援をしています。
もちろん企業の再生が新しい雇用を作るのですから、企業活動の後押しを一層進めなければならないのは論を待ちませんが。

また、節電の影響で土日の休業を変更した企業も少なくなく、これまで保育所等はお休みですが土日保育の需要に安心こども基金で対応出来るようにしたところです。ぜひ活用してください。

お昼には、厚生労働省の日比谷公園側玄関に建立された、ハンセン病の追悼の碑の除幕式に参列しました。
国の強制隔離政策でハンセン病療養所に収容されたまま亡くなった人を悼み、差別や偏見を受けた元患者の方々の名誉回復を図ろうと記念碑が建立されたもので、菅総理や元患者の方々が出席しました。
国賠訴訟判決を受け、政府は『法的責任を果たす』と約束したのに、厚労省の施策には中身がない、碑に刻まれた言葉を現実にするため運動を続けるしかないと、訴訟原告団協議会の谺(こだま)雄二会長が話されました。重く受け止めます。
平均年齢は81.6歳。頑張らなくちゃなりません。

延長幅が決まって本会議が行われたのは4時過ぎでした。
70日間の延長です。自民公明は反対でしたが、自民党から賛成者や退席者が出ました。
菅さんのもとではやれないと審議を拒否し批判するだけの政治は、国民の皆さんからも見放されるだけです。政治本来の姿をお見せできるように頑張りたいと思います。


  • 菅総理も出席し思いを話されました。


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