郡和子の日記

2011年06月29日(水)

2011年6月29日の日記

義捐金が被災者の手元になかなか渡ってないという現状について、どこの問題があるのか、今日改めて、厚生労働部門会議で、日赤、厚労省に話を聞きました。

宮城県では6月27日現在で、被災者の手元へ配布出来たのは61.2%に留まっています。
第一次配分として日赤から宮城県には4月15日に入金されました。
そして県から市町村には最短のところでは4月28日に支給が始まっているのですが、なかなか手元に届かない。
5月2日と5月18日、厚労省は事務連絡を出し、作業の迅速化を促したもののそれでもなかなか進みません。
理由は、「罹災証明」の発行手続きに時間がかかった、重複申請等チェックに時間を要した、システム開発などに時間がかかった、何より職員数が少なく様々な業務と兼任していて限界があった、など、地域でさまざまな遅滞要因が分かり改善を図る必要があったということです。
職員の派遣を行うなどし、改善を続けています。
また、日赤が義援金の一部を手数料などで使っているのではないか、との指摘に、「全くない」と日赤の大塚副社長が明言しましたが、これまであまり情報公開していないだけに徹底的に情報公開することを求めました。
2次配分のお金もすでに県にわたっています。
生活再建支援金ともどもなおスピードを上げられるよう総務省等ご協力を求めます。

この他、東日本大震災対策本部の打ち合わせを行い、上がっている要望にどうこたえられているか検証。
また、宮城県から市町村職員年民者連盟の皆さん方が会館事務所にお見えになり、ご要請を伺い、意見交換をいたしました。

環境部門の会議や消費者教育の立法についての会議、そして朝日新聞の論説委員だった早野透さんのお話をお聞かせいただき、夜は、厚労省政務3役と懇談。
社会保障と税の調査会は今日遅くまでかかりましたが議論の末執行部に一任となり、党としての区切りをようやくつけることができました。これまた重い決断です。


  • 市町村職員年金者連盟から要望書をお受けしました

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