郡和子の日記

2011年07月12日(火)

2011年7月12日の日記

復興特別委員会がNHKのテレビ入りで開かれ、原子力損害賠償支援機構法案の審議が行われました。
この中で、菅総理は原子力政策見直しに関して、「原子力事故のリスクの大きさを考えると、民間企業が担いうるのか」と、原発事業を電力会社から分離し国有化することも含め幅広い議論が必要ではないかという見解を示されました。
また、原子力損害賠償法についても、「大きな事故に対応できるか、改正を議論しなければならない」として、賠償内容の見直しが必要との認識を表明しました。
現法は、1961年に定められたもので、賠償責任の履行を迅速かつ確実にするため、原子力事業者に対して原子力損害賠償責任保険への加入等の損害賠償措置を講じることを義務付けています。
しかし、賠償措置額は制定当時の1200億円でしかありません。
一日も早く機構法案を仕上げ、原賠法の改正も進めなくてはなりません。

また、宮城県町村会のみなさんが、震災に関しての要望に見え、少しの時間顔を出しました。
ご要望は伺っています。しっかり政府に届けることをさせていただきます。

午後は、トンネルじん肺PTの会合を開き救済法案について議論を行いました。
来週中に形にしたいと考えます。
夕方は拡大政調役員会。
こども手当等についても与野党の協議が実務者レベルで本格化しています。
2次補正予算の審議は今週末からですが、3次補正についても取り組みが始まりました。
なかなか進まぬ宅地被害等、解決に向け努力を続けます。


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