郡和子の日記

2011年07月27日(水)

2011年7月27日の日記

朝、厚生労働部門会議、そして、理事会、委員会。
放射能の影響問題で参考人質疑を行いました。
さまざまな情報が飛び交い、何が正しくて何が安心か、専門家の方がたの間でもそれぞれの意見が違っています。
今日の参考人の皆様方のご意見を伺ってもなお悩みが解消されるに至りません。
規制値がすぐさま「安全と危険」の境ではなく行政が対策を始める目安。
国立がん研究センターの研究によれば、100ミリシーベルト以下の放射線によって増加するがんの確率は受動喫煙や野菜不足によるがんの増加より小さいとされています。たとえば牛肉の場合の基準値、1キロ当たり500ベクレルは1キロ当たり0,008ミリシーベルトと同じで、食品基準5ミリシーベルトの625分の1に当たります。
もし基準を10倍超えた牛肉を一日200分ラムずつ5日間食べ続けたとして0,08ミリシーベルトですから、やはり直ちに悪影響があるとは言えないのですが…。
何が安心につながるか、何が危ないかをしっかり伝える、さらに心配らねばなりません。

午後仙台に戻り、被災地の子供たちに浴衣をプレゼントするという和服店の職員組合の皆さま方の仕分け作業を激励させていただきました。
夏祭りに合わせこどもたちに寄付されることになっています。
感謝です。
そして、川崎町が導入した水陸両用バスの運航セレモニーに岡崎参議院議員の代理で出席、テープカットを行いました。
当初、4月初めに導入を見込んでいたバスの運行がようやく始まったことで観光で復興の一助にしたいと今日のセレモニーが企画されたもので、私も乗り込み県庁の周りを一周、皆さんにアピールいたしました。

また上京して、無年金しょうがいしゃ問題を考える議連の懇親会に参加し、かつて私案を発表した坂口力元厚労大臣を囲んで今後の議連での取り組みを確認しました。


  • 水陸バスのテープカットに出席しました

  • 村井知事・川崎町長と試乗しました

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