郡和子の日記

2012年03月06日(火)

2012年3月6日の日記

復興局でヒアリングを行い、その後、旧北上町へ。
津波で甚大な被害のあった地域です。
白浜地区の高台に、山を造成して、工学院大学のご協力で地元の木材を使った新しい復興住宅が建てられました。
被災者のための住居といえば、急場をしのぐためのプレハブ等の仮設住宅が一般的ですが、恒久的に生活できる復興住宅を開発しようと、発災直後の4月、民間方々との協力と寄付とでプロジェクトが始まり、6月に着工して11棟が建設されています。
11月下旬には入村式が行われ、入居している被災者の皆さんもおいででした。

平屋建てと2階建て、地元の木材を利用し、屋根はスレート葺き。
伝統的な工法で造られた住宅は、さながら別荘の様でもありました。眺めも凄い。
家賃は平屋2万円、2階建て2万7000円とのこと。
関東のボランティアの方々の協力で、お雛様が家の周りの木の塀に飾られていたのも印象的です。
まだ建設中の家屋の中に入らせていただき説明をしていただきました。
これから各地に建設される災害公営住宅のモデルになると良いなぁと感じました。

視察を終え復興局に戻り、応客。

その後、宮城県議会議員の災害特別委員会の皆様方が復興交付金について要望をもって復興局へおいでになり、私からも今回の宮城の交付可能額についてご説明を行いました。
交付額公表日の日記に大まかなことを書いていますが、査定し切るとは何事か、とのお怒りは、必ずしも正しくはありません。間違って流布されると、被災された方がたも不安なると思います。
精度を上げつつ次につなげます。
意見交換の後、マスコミの取材にも応じました。

民主党の災害廃棄物広域処理推進議員連盟(髙木義明会長)が今日立ち上りました。
ぜひ多くの自治体の皆様方、住民の皆さんへ、ご理解を深めていただきご協力をいただきますようお願いいたします。


  • 石巻市の白浜復興住宅を視察

  • 塀の前には関東のボランティアから贈られたお雛様が

  • 庭から見える景色も壮観です

  • 宮城県議会災害特別委員会の皆様から要望書を受け取りました

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