郡和子の日記

2012年04月30日(月)

2012年4月30日の日記

石巻市の旧河北町を、坂下賢県議、坂下やすこ県議の案内で見て回りました。

まず、大川小学校で多くの犠牲になったこども達に祈りをささげました。
裏手の診療所などもすっかり撤去され、残っているのは津波被害の状況を生々しく残す小学校だけになりました。祭壇が設置されていてご遺族の方々らが引きも切らず手を合わせていました。
地域の方々の案内で学校のシイタケ栽培の実習地にもなっていた山に上りました。ここに逃げていればとの思いでいるご遺族の皆さんの気持ち、よくわかりました。まだ検証は十分ではない、その言葉を重く受け止めました。

そして、長面地区、釜谷地区、尾崎地区など、浸水被害の大きかった地域の現状を見て回りました。
皆さん仮設住宅に入られていますが、自宅の残った方の中には、日中、荷物の整理や後片付け、また、漁など仕事に仮設住宅から通っている方もいらっしゃいます。
お話を聞かせてもらいました。

その後、三反走仮設住宅で住民の方々と意見交換を。
大勢の皆さんにお集まりいただき感謝いたします。
防災集団移転、災害公営住宅、津波被害にあった住宅の取り壊し、学校の設置場所等いくつものご意見を聞かせていただきました。

その後、女川町に昨日オープンした仮設商店街に伺いました。海外の団体からの資金援助があった木造の仮設店舗と、国の事業のプレハブ店舗、合わせて50店舗で、「きぼうのかね商店街」と名付けられています。
ようやく仕事ができると店主の皆さん、待ってたんだと住民の皆さん、いずれのお顔もいいお顔でした。

夜は、可愛がっていただいた県議会の副議長も務められた文屋公先生のお通夜に伺いました。
いろいろありがとうございました。合掌。


  • 女川町の仮設商店街でとれたてのワカメを試食

  • 三反走仮設住宅で

  • 坂下賢県議、坂下やすこ県議とともに

  • 遺族の方々と大川小学校の近くの山を

  • 大川小学校で犠牲になったこども達の冥福を祈りました

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