郡和子の日記

2012年06月29日(金)

2012年6月29日の日記

復興庁や内閣府の執務室で報告を受けたり打ち合わせを。
午後は、消費者庁の高齢者・障害者見守りネットワークの会合に出席。
夕方、社会保険労務士会・政治連盟の総会・懇親会に顔を出させていただきました。

今日の新聞に、復興予算が4割使われずとの記事が掲載されていました。
2011年度予算に計上した東日本大震災の復興費14、9兆円のうち、9、1兆円は支出ずみです。
39、4%に当たる5、9兆円が11年度内に使われなかったのですが、4、8兆円は12年度に繰り越し、残りの1,1兆円が「不用額」となりました。
被害状況の把握が難しい中、多めに計上したことになりました。予算がないから復興が進まないと言われることがないようにとの判断もあったと思います。
不用額はいったん国庫に戻されますが、また復興関連の予算として執行状況を見ながらつけていきます。
そして何よりスムーズに予算の執行が進むよう各自治体とも連携してまいります。

復興期間を10年とすることが昨年の復興基本方針の中で決められ、当面5年を集中期間と位置付けています。
言い訳ではなくまだ長く続く事業です。初年度の予算が使われているかの指標は一つの見方ですが、復興の視える化はまだ他にもあります。
より分かりやすく実態に合った、そして推進できる視える化を進めたいと思います。

それから今日、石巻市から、復興特区「牡鹿愛ランド特区」の申請がありました。
牡鹿半島と周辺の島々の復興を進めるために、税制優遇によって観光や太陽光発電施設などを誘致したいとのご要望です。県内で8例目となる特区の認定を速やかにできるよう頑張ります。

夜帰仙。


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