郡和子の日記

2012年08月20日(月)

2012年8月20日の日記

朝、気仙沼で開かれた気仙沼線暫定運行開始セレモニーに出席、お祝いのご挨拶を行い、バスの出発セレモニーでテープカットを行いました。
夏休みが終わり学校が始まることに合わせ、階上~最知までの専用道路をバスが走ることになって、高校生らが乗り込みました。
沿岸地域の交通基盤の早期の復旧復興は全体の復興の光になるものと思います。
JR東日本の富田社長も、安全で便利なサービスを提供し、新たな復興の一歩になるよう尽力したいと挨拶されました。

その後、震災で工場や自宅、店舗など全壊し、今、主力商品の「金のさんま」で再建・創建を計っている斉吉商店さんを訪ね、おかみの斉藤和枝さんからお話をお聞きしました。
三陸の豊かな海の恵みを戦略的に生かし強い水産加工業に育てたい、気持ちのこもった和枝さんのお話に、逆に励まされたように思います。
それから、もう一人、キッズROOMおひさまを訪ね、経営する里見栄美さんからお話を聞きました。
山形の建設会社さんの全面支援で、保育園舎が完成し、こども達の保育をされています。隙間の子どもたちの保育需要も多く、おひさまが受け皿になってもいるようです。
女性たちのひたむきで前向きな生きる力を実感しました。

午後は、石巻の教育委員会と復興局も共催し「子どもサミット」を桃生公民館で開催し、こども達の復興への思いを聞かせていただきました。
市内の中学校の生徒たちさんが石巻のまちづくりについての提言を熟議を経てまとめ発表してくれました。
他者を思いやり地域を大切にする気持ちのこもった提言でした。
石巻市さんとも連携し、その思いをサポートしていきたいと思います。

夜仙台に戻り、広瀬川灯篭流し花火大会に合わせ恒例になっている渡辺社長さん宅での納涼会。
元気を注入していただく夜になりました。

今日、銀座でロンドンオリンピックメダリストたちのパレードが行われ、50万人の皆さんが詰めかけたとのニュース映像を見ました。50万人!道路に隙間なく並んだ人人人。お疲れさまでした。米粒ほどでもみられた方はラッキーだったのではないでしょうか。でも、50万人が詰めかけ大きな混乱が生じないところがまた、日本の凄いところですね。


  • 渡辺社長宅で納涼会に

  • 気仙沼線暫定運行式に出席

  • おひさまの里見栄美さんと

  • 子どもサミットで復興局のメンバーも一緒に熟議

  • 斉吉商店の斉藤和枝さんと

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