郡和子の日記

2013年07月05日(金)

2013年7月5日の日記

一日仙台市内でポスターの貼り替えなどをさせていただきながらご挨拶回りを。

雨が午後には上がったものですから、貼り替えも進みました。

フェイスブックに載せましたが、与党に不利な偏った報道とのことで、TBSに対し、自民党が選挙期間中の異例の取材・出演拒否。

その後、報道局長の文書を受け拒否を解除するということですが、とても危機感を持ちます。

自民党の憲法草案で、報道の自由についても「公益や公の秩序に反しない限り」と縛りがかけられることを考えれば、時の権力がそう判断すれば報道されなくなる恐れもあるわけで、なるほど、今こういうことも強くやるわけだと思いました。

政治の報道介入はすでにこれまで以上に強く、より政権寄りの報道を行うところへ情報提供で差をつけ分断を図る、このようなことに、もっとさまざまな報道機関が声をあげるべきなのに…。

「事実上の謝罪」が出され解除した、との与党の説明もこの問題が大きくなることを避けるためなのでしょう。また、TBSも情けない。これで一件落着とされるべきことではありません。「大人げない」で済まされる話でもないと私は思います。

日本の民主主義が、表現の自由や報道の自由が、そして基本的人権が、幸福追求権が、危ない。

強権的な政権、情報統制をはかって国民に大々的に刷り込みをしていく…。

参議院選挙後、ねじれを解消したら、日本は何処へ行ってしまうだろう。

夕方、南相馬市のおばが亡くなったとの連絡が入りました。

身近な人たちがほんとに多く逝く、そのような年回りなのかもしれませんが、寂しいです。


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