郡和子の日記

2013年12月01日(日)

2013年12月1日の日記

朝、町内会の一斉清掃活動。

午前中、仙台事務所で学生さんのインタビューを受けました。東北芸術工科大学学生さんの「靴から考えるハローワーク」という研究で、政治家の靴とは?のインタビューでした。ユニークな視点です。さまざまな仕事についている皆さんからインタビューを集めているとのこと。さてどのような論文ができるのか、楽しみです。

地域後援会の会長のご家族の訃報をうけて、あわただしく弔問に伺いました。奥様とご子息お二人を不慮の事故で亡くされたもので、言葉をなくしてしまいました。ご冥福をお祈りいたします。

午後は、昨日に続き仙台市内で県連主催の街頭活動。政府の特定秘密保護法案の問題点を多くの皆さまと共有し、廃案に持ち込みたい、そんな思いで訴えました。本当に多くの皆さまに励ましの声をかけていただきました。このまま参議院でも強行採決されるようなことを許してはなりません。

あなたも調査・管理される可能性がある。

「特定秘密」を取り扱う人のプライバシーを調査し、管理する「適性評価制度」というものが規定されています。調査項目は、渡航歴や、ローンなどの返済状況、精神疾患など通院歴…等々。秘密を取り扱う人とは、国家公務員だけではありません、一部地方公務員、政府と契約関係にある民間事業者、大学等で働く人も含まれます。その上、本人の家族や同居人にも調査が及び、広い範囲の人の個人情報が政府によって収集・管理されることになります。

「特定秘密」を漏えいする行為だけでなく、それを知ろうとする行為も処罰の対象です。記者、著述業、研究者の自由な取材を阻害するだけでなく、正当な内部告発も萎縮してできなくなるでしょう。

例えば、ある日、カメラで写したものの中に特定秘密が含まれるとして、知らぬ間に、あなたが犯罪者になってしまうこともあるかもしれません。

自民党の石破幹事長が自身のブログで反対デモでの「絶叫はテロと変わらない」と言及されたとのことは、表現の自由も奪うということです。

国際標準として70か国以上の500人を超える専門家らが長年協議し起草され今年6月の発表された「国家安全保障と情報への権利に関する国際原則」(ツワネ原則)を無視した政府のこの法案は、国際社会からも厳しい目で見られています。そのことも重く受け止めるべきです。



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