郡和子の日記

2013年12月21日(土)

2013年12月21日の日記

岩沼市の沿岸で被害を受けた玉浦地区などの6つの地域の防災集団移転事業、移転先となる内陸に入った農地での宅地造成が進み、今日、第一期の宅地引き渡し式が行われました。

新しい町名は玉のように美しい浦「玉浦」の地名を残し「玉浦西」と正式に決まりました。まず名付け親が表彰され、その後、住民を代表して相野釜地区の中川会長が、井口市長と売買・借地契約書を交わしました。

大規模な造成工事を行っての宅地の引き渡しは、初めてです。

この間、何度も何度も住民の皆さま方で話し合いを重ねて住民の方たち主体の街づくりに取り組んでいただき、井口市長もまた、その思いを受け止め、地権者、県、国と、リーダーシップを発揮しての調整を図って下さいました。

昨年の8月5日の造成式には、当時の平野大臣と一緒に私も鍬入れをさせていただきました。その折、玉浦中学校3年生だった猪股さんの挨拶に感銘を受けたこと思い出します。今日はいらっしゃっていなかったようですが、住民の皆様方とお話をすることもできました。ようやく、紙の上のまちづくり計画から現実のものとして大きな一歩を踏み出します。

井口市長の要請もあって小泉政務官が出席したそうですが、本来なら今回の震災で行う240か所を超える防災集団移転事業の最初の宅地引き渡しですから、大臣が出席すべきではなかったかと思います。

その後仙台に戻り地域回り。

 

 


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