郡和子の日記

2014年01月16日(木)

2014年1月16日の日記

毎月行っている党の東日本大震災復旧・復興推進本部の視察。今朝は盛岡のホテルを7時に出発し、宮古市に向かいました。

そして震災当時の姿を残す「たろう観光ホテル」や田老地区の防災集団移転事業の現状を、また、仮設住宅の皆さんや宮古市役所、商工会の幹部の皆さんと意見交換を行い、復興に向けての現状とさまざまな課題をあらためて確認致しました。

震災遺構として保存されることとなった「たろう観光ホテル」では、被災地最大規模の16.3mの津波に襲われ(溯上高は40m)、松本勇毅社長が震災当日に撮影した津波の映像を、撮影現場であった6階でのみ公開されているのですが、見させてもらいました。その被害のすさまじさ、窓の外に広がる景色と重なって、より現実を知ることができます。言葉を失いました。

震災を学ぶ場として、貴重な遺構になると思います。

また、商工会との意見交換では、グループ補助金の継続や水産加工業などの販路確保のための「結いの場」事業への支援(この「結いの場」は、私が宮城の復興局担当時作ったもので、中心になって頑張ってくださった民間から出向していただいているYさんも、間もなく、元の企業に戻られる時期です。本当にお疲れ様でした!)などについて、それぞれ要請がありました。可能な限り協力して行きたいと思います。

そのほか、仮設住宅の皆さんや、高台移転の工事関係者の皆さん、ありがとうございました。

東京オリンピックなどに予算が振り向けられて被災地の復興が忘れられてきているのではないかと不安の声が上がります。先国会では復興特別委員会がたった一日の質疑だけで終わり、委員会開催に応じてもらえなかったことは、この政権にやる気が失せているとしか言いようがありません。

夜、仙台に戻り、また各団体などの新年会に伺いました。


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