郡和子の日記

2014年04月01日(火)

2014年4月1日の日記

法務委員会で質問に立ちました。

東日本大震災の復興や東京オリンピックでの建設人材の不足を外国人の活用で補おうという政府内の議論について聞きました。

外国人技能実習制度を見直す方向性が報道でも伝えられているところですが、そもそも、実習制度は途上国への技術移転という国際貢献の制度で目的が違います。しかも、法令違反が後を絶たない実態もあり、産業や労働市場の構造変化や、労働力需給のミスマッチなどの実態に見合った制度・政策を整備して、真正面から受け入れる覚悟を政府として持つべきだと質しました。大臣も同様の認識をお持ちのようでした。近いうちに政府の考え方が発表されることになりますが、しっかりチェックしたいと思います。

お昼時間まで伸びた委員会で、慌てて「ノーモア・ヒバクシャ訴訟院内集会」に出席し、連帯のご挨拶を。

行政と司法での被爆者認定のかい離の問題、多くの被爆者の皆さんが被爆から69年、政治判断を求めておられます。

そして代議士会、本会議に。

民主党をはじめみんな・結い・共産・生活・社民の野党6党で共同提出した「介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案」と、政府提出の「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律案」がともに審議入りしました。

大企業には政府が法人税の減税をしてまで賃上げを要請したり、公共事業を増やすのに、政府自身が決めることのできる介護・障害福祉分野の処遇改善を放置しておくことは許されません。私たちの法案では、介護や障害福祉現場の働く方々の賃金アップを定めたものです。消費税増税分は社会保障の充実のために使うとしたはずなのに、何のための増税か、政府の対応を厳しく質しました。

散会後、委員会、理事懇など。そして、党の常任幹事会に。民主党「非正規雇用対策本部」を立ち上げ、私も副本部長に就任。

夜までみっちりの一日でした。

 


  • 「外国人材活用緊急措置」について質問

  • 原爆症認定訴訟院内集会で挨拶

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