郡和子の日記

2015年05月28日(木)

2015年5月28日の日記

朝、文部科学部門の役員会と部門会議。

放医研法の一部改正案についてヒアリング、法案審査を行いました。

放医研は、ご承知のように、放射線の人体に対する影響や放射線障害の予防・診断・治療に係る研究開発などを行っています。

それを、量子に関する科学技術の水準の向上を図るため、原子力機構で行っている基礎研究などに関する業務を放医研の業務に追加し、その名称を国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構とする、というものです。

統合のメリット、デメリット、そして、何故、そうした仕訳になるのか、今一つはっきりしません。賛否を決するまでにはいきませんでした。

今日は、また、全国治水砂防協会の通常総会に伺い、次いで、日比谷公会堂で開催された全国農業委員会会長大会に参加。

夕方からは、全国環境整備事業協同組合の通常総会後の懇親会に伺い、宮城の皆さんと暫しの間でしたが懇談。

そして、夜は勉強会に。安保法制を巡る議論を整理しました。昨年一区の総会後の勉強会でお話しいただいた成蹊大学の遠藤誠治教授が、改めて、抑止力についてお話しくださいました。

抑止力の強化とは脅す力の強化に他ならない。脅された側は、恐怖から攻撃を始めるかもしれないし、自らの抑止力を高めるために軍拡に走るかもしれない。安全保障のディレンマ、つまり、防衛的な意図があるだけと表明しても、その発言を信じてもらうことが出来なければ軍拡に繋がる。安全の高まりに繋がらない。

ところで、今日の安保の特別委員会も大荒れ。安倍さんが質問中の辻元さんに「早く質問しろ」とヤジを飛ばしたり。総理と防衛大臣の答弁が違っていたり。

想像以上に、ひどい。


2015年05月27日(水)

2015年5月27日の日記

午前、港区お台場にある小中一貫校「お台場学園」に文部科学委員会のメンバーで視察に参りました。

お台場にあった港陽小学校と、港陽中学校が、H22年から、お台場学園として9年間の一貫した教育を行っています。

校長先生らからお話をお聞きし、授業の様子を見せていただきました。

そして、午後から文部科学委員会で参考人の皆さんをお招きし、ご意見を伺いました。

千葉大学の天笠教授、小中一貫教育に取り組んでいる三条市の國定市長、そしてやはり研究者、和光大学の山本教授が、賛成、反対の立場からお話になり、私も質問をいたしました。

委員会散会後、フリースクール・夜間中学を考える超党派議連の合同会議で、今国会中に法案をまとめ提出することを確認しました。

保護者が作成した学習計画を市町村の教育委員会が審査し認定することを条件に、不登校の小中学生が通うフリースクールなどの学習を、義務教育として認めようというものです。夜間中学についても充実を図る方向です。

ところで、今日から安保の特別委員会が始まりました。

私はどういうやり取りがあったかまだ確認していませんが、安倍総理はきちんと質問に答えていたでしょうか。


  • 小中一貫学校について参考人に質問

2015年05月26日(火)

2015年5月26日の日記

朝、日弁連、弁政連の皆さんとの朝食懇談会。

安保法制や労働法制の問題について意見を交わしました。

その後、会館で、レクや応客。ご要請を受けるなどしました。

また、岡田代表、幹事長に、ハラスメント対策委員会でこの間まとめた行動規範についてご説明をし、役員会常任幹事会にはかることをご了承いただきました。

そして、正副幹事長会議、代議士会、本会議。

今日の本会議は、政府提出の安全保障関連2法案の審議入りです。

民主党からは枝野幹事長が質問に立ちました。

詳しくは、党のホームページにも掲載していますが、ぜひ、インターネットでもご覧いただきたいと思います。

なぜ集団的自衛権の行使がわが国の安全に資するのか、機雷除去が必要最小限の武力行使ならば、機雷除去を行うために制海権・制空権を確保するための行為がなぜ「必要最小限」に当たらないのか、後方支援を中断する際に、輸送や補給を受けている国とは別に、自分たちだけ逃げることが本当にできるのか、など、まったく納得できる答弁はありません。

夜は、宮城県の町村議会の皆さんと懇談。

そして、幹事長部局の打ち合わせなど。

 


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