郡和子の日記

2015年06月12日(金)

2015年6月12日の日記

衆議院の厚生労働委員会は、今日、委員長職権によって労働者派遣法改正案の審議を強行し、一方的に質疑の終了を宣言しました。

この法案の審議で委員長職権を発動したのはこれで5回目。

今朝は、民主党国会議員団が一丸となってこの動きを阻止する行動を行いました。

傍聴席にも、派遣労働の当事者の方をはじめ、大勢が詰めかけました。

国会前では、全国の連合の皆さんが抗議行動を行ってくださいました。

政府の法案は、安倍総理が主張する成長戦略に根本から矛盾するものです。

派遣労働に就いている人たちは年齢を重ねてもを賃金水準は変わらないし、キャリアアップも難しい。しかも低い賃金水準で結婚や子育てをあきらめることになり、少子化の大きな原因にもなっています。

加えて、専門26業種の皆さんは3年で首切りに繋がる法案です。

こんな法案を無理やり審議を終わらせ採決するような国会運営は、あまりにひどすぎます。


  • 連合の皆さんの抗議行動へ参加

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