郡和子の日記

2015年12月31日(木)

2015年12月31日の日記

今年も残り数時間となりました。

戦後70年という節目の年は、異例の延長となった通常国会で、多くの国民の皆さんの理解が得られいまま、そして違憲との声が有識者から上がる中、安保関連法案が強硬に採決され成立してしまいました。

非正規雇用が働く人の4割を超え所得格差が拡大する中、派遣法が大幅に緩和されて、正社員へのハードルが一層高くなってしまいました。

貧困にあえぐ女性や子供たち、対策は急務です。

秋の臨時国会も憲法に基づき開催を求めたのに対し、開催もされませんでした。

報道機関に対する圧力も強まり、また、特定秘密保護法の施行後、日本で情報公開が制約を受けていないかなどを調査する予定だった国連の表現の自由担当の「特別報告者」、デビッド・ケイ米カリフォルニア大教授の訪日が、政府の都合で突然延期されあことも大きな問題でした。

数で圧倒的に及ばない今の国会の状況では、強い政権が思うがままに進める政治を目の当たりにし、力不足を悔しく思った一年でもありました。

一方で、多くの皆さんがそれぞれの思いで行動を起こして下さる状況も生まれたことは、強権政治の副産物として、未来に向け希望の光になったように思います。

今年は、仙台市議選、宮城県議選と、地元の皆さまがたには、本当におせわになった一年でした。ありがとうございました。

また、国会に送っていただき10年になるのを機に、「政治は、あなたのもの」という著書を出版させていただき、10年を振り返りながら私の思いを書かせていただきました。

目指すべき国の形を示したつもりです。

あっという間だった今年一年、ようやく今日は、外に出ることもなく簡単な正月料理を仕込みながら、掃除などをしています。

この一年、お世話になった皆さまに感謝を込めて、来年は、5年目を迎える被災地の為に、また働く皆さんのため、中小企業の元気のため、いのちを守るため、そして何より立憲政治を取り戻すため、頑張って参りたいと思います。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。そして、来年もよろしくお願いいたします。

 


2015年12月28日(月)

2015年12月28日の日記

持ち回りの常任幹事会で、参議院選挙の候補者の推薦を決めました。

年末のご挨拶回りに。

今日が仕事納めのところも。大掃除の最中にお邪魔してしまったところも少なくありませんでしたが、ありがとうございました。

日韓国交正常化から50年目にあたる節目の年、岸田外務大臣と韓国のユン外相が、慰安婦問題について合意したことを、まず、率直に歓迎したいと思います。

何より、日本政府、安倍政権が「当時の軍の関与」を認めたこと、これまでの政府の立場を踏襲したということは、大きなことではないでしょうか。

この基本合意を基盤にして歴史を直視し、日韓関係をさらに深めて行けるように努力したいと思います。

夜は忘年会に。


2015年12月25日(金)

2015年12月25日の日記

県連事務所で、女性の皆さんたちから、来年の参議院選挙についてご要望をお聞きしました。心強いお話をお聞きしました。

政治活動にこれまで携わったことがないという皆さんですが、安保法案の審議を見ていて、いてもたってもおられず、この間、様々な活動を始めたのだということでした。

また、午後、年末のごあいさつ回り。

安倍政権が誕生して明日で3年になるのですが、経済がちっともよくならないばかりか、立憲主義を壊された3年でした。

来年は参議院選挙ですが、長期政権を目指す安倍さんが解散を考えることも儒聞あるという気持ちで取り組まねばなりません。

臨時国会も開かれなかった悔しさは、通常国会で晴らせるよう頑張ります。


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