郡和子の日記

2016年10月25日(火)

2016年10月25日の日記

復興特別委員会の理事懇談会で、顔合わせ、その後、筆頭同士で今後の日程について協議を行いました。

波静かであれば、大臣の所信を木曜日に、所信質疑を来週火曜日に開くことで合意しました。

復興が風化していることを危惧しています。出来るだけ時間が取れるようにしたいと思っています。

ところで、優生保護法の下、しょうがいを理由とした不妊手術を同意なしに受けた宮城の女性が日本弁護士連合会へ人権救済の申立てを行っています。

優生学的理由にもとづく強制的な不妊手術は、ご存知のように、ナチス・ドイツにおいて大規模に実施されました。

日本の旧「優生保護法」も、ナチスの断種法を範とした「国民優生法」の延長線上にありました。

戦後、ナチスによる強制不妊手術の問題は長らく光があてられませんでしたが1980年代に、ドイツでは、強制不妊手術の被害者に対する政府の公的な謝罪と補償がなされるようになりました。

日本での実態解明と国の謝罪、補償などは、ありません。

今日、ご本人も宮城から来られて院内で厚労省とやり取りが行われました。

引き続きの院内集会には多くの皆さんが参加され、私も呼びかけ人として参加いたしました。

国連人権委員会は予てから日本に勧告を行っていますが、これを誠実に受けとめ、しかるべき対応をおこなう、まさに政治の課題。更に取り組みを進めたいと思います。

その後、本会議、本会議散会後も、議連の会議などが続きました。

夕方は日独議連の総会で、ドイツ連邦議員の方々から欧州の難民問題などお話をお聞きし意見交換を。


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