郡和子の日記

2011年09月24日(土)

2011年9月24日の日記

鹿野地域の学区民運動会に顔を出させていただき、開会式で激励をいたしました。

そして、高校時代の同窓会総会に出席。
大震災で分っているだけで同窓生19人が犠牲になっています。
東京支部、関西支部からも多くの義援金が寄せられたということ。同窓生の皆さんへ感謝。
新しい同窓会館や中高一貫校として新しくスタートして2年目の母校の様子も報告がありました。
今年の当番学年には神戸選出の井戸まさえ衆議院議員がおり、司会を務めてくださいました。

そのあと地域回り。

新米の予備検査で国の暫定規制値と同じ1キロ当たり500ベクレルの放射性セシウムが二本松市で検出されたとのこと。残念です。農家の方々の落胆はいかばかりでしょう。
汚染されたお米の流通を阻止することに努めますが、福島県産の米の風評被害が強まるのではないかと懸念します。
万全の対応を取らねばなりません。


  • 鹿野学区民運動会 聖火ランナー入場

2011年09月23日(金)

2011年9月23日の日記

朝、四季の会、秋の例会。
Tさんのお宅でのE・H・ノーマン著の「日本における近代国家の成立」を教材に、第5章の土地改革とその社会的帰結について読み込み、明治6年の地租改正のもたらした社会構造について意見交換を行いました。

その後、台風15号の影響、被害調査の視察を行い、まず、女川町役場に行ってお話をお聞きし、仮設住宅の方々にお話を伺いました。
町内の沿岸部の道路は海水の浸水を防ごうとかさ上げされていたにもかかわらず、雨での浸水に間に合わなくて突貫でさらなるかさ上げを行い通行できるよう努力されていましたが、そのためか、複雑な道路になっていて移動に思いのほか時間がかかってしまいました。
仮設住宅では、山からの鉄砲水が襲い、集会所で一夜を過ごした住民の皆さん、台風による山津波の恐ろしさに、高台移転を躊躇する思いが生まれていることを感じました。

その後、石巻、雄勝と、土砂災害や道路の情況、浸水の状況など見て回りました。
満潮も重なったこともあり、地盤沈下で大量の雨水が海に流れず、腰のあたりまで水につかって、ボランティアの方々の手を借りながら泥かきに追われている皆さんや、仮設住宅でも床上浸水し、後片付けに追われている皆さんからもお話をお聞かせいただきました。
さっそく仮設住宅では石巻市が床のカーペットの張り替え工事を発注したということでしたが、冬に向けての加えての改修等もお願いいたしました。

震災を乗り越え船の準備を整えつつあった浜では、船に水が入ってエンジンの修理のやり直しに追われる漁師さんたちにもお話を聞かせていただきました。

雄勝の支所の仮庁舎の裏のがけは、震災で亀裂が入ったところに、猛烈な雨が流れ込み、地面をえぐっていました。

また、石巻管内は、稲刈りを待つばかりの田んぼが海のように大規模に浸水、ポンプで水を吐き出す作業も追いつきません。

地盤沈下の影響が、今回の台風の雨での被害を広げているという、困難な状況です。


  • 女川の仮設住宅にて

  • 仮設住宅への台風被害状況を視察

  • 雄勝の浜で漁師さんからお話を伺う

2011年09月22日(木)

2011年9月22日の日記

全国で大きな被害を及ぼした台風15号、被災地に追い打ちをかけるようにまた被害が出ています。
仮設住宅の皆さんがまたも避難しなくてはならない事態が生じました。どんなにお辛いでしょうか…。
稲刈りを控えた田んぼも水に浸かったところもあります。
大きな土砂災害はなかったものの、小規模の土砂崩れが発生し、孤立したところもありました。
震災による地盤沈下でなお水と闘う地域も少なくありません。
午前中、現地本部で被害状況をまとめ、大臣にご報告した後、午後、上京。
JA宮城の皆さん、みどりネットの皆さんから陳情を受け意見交換。
また、3次補正や概算要求などでそれぞれの省庁からヒアリングを行い、仙台へ取って返しました。


  • JA宮城の皆さん、みどりネットの皆さんから陳情


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