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郡和子の日記

2015年09月18日（金）

2015年9月18日の日記

１９日の朝に書き込んでいます。

今日未明、２時1８分、安保関連法案の採決が参議院本会議で可決成立致しました。

憲法違反の法案を、国民の理解も納得も得られないまま、強引に成立させたことは、日本における立憲主義、平和主義、民主主義を大きく傷つけるもので、大きな怒りをもって抗議いたします。

１７日の参議院の特別委員会。委員以外の与党議員が乱入する中、議事録には、「議場騒然　聴取不能」の文字が残るだけで、採決が行われたかどうかも分からないにもかかわらず、本会議に緊急上程されました。

強行採決が行われた後の１７日夜から１８日未明にかけては、中川参院議院運営委員長の解任決議案、安全保障関連法案担当大臣である中谷防衛大臣の問責決議案、山崎参院議長の不信任決議案を次々と提出。

１８日午前は、安倍総理に対する問責決議案を、午後には鴻池安保特別委員長の問責決議案を提出。

衆議院でも、安倍内閣の不信任決議を提出、１８日夕方４時半から本会議で不信任決議案への趣旨説明と討論が行われました。趣旨説明は枝野幹事長。１時間４４分の「フィリバスター」と呼ばれる長時間演説を行いました。そう、引き延ばしです。

岡田代表はじめ野党は賛成いたしましたが、数の力で夜８時前に否決されました。

そして、一時中断した参議院で、言論を封じる時間制限の決議が与党によって提出されました。が、それでも徹底抗戦。

しかし、国会前での反対の声が大きくなる中、日付が変わって１９日午前２時1８分、可決成立に至りました。

参議院の傍聴席でその様子を、岡田代表らと共に見ましたが、悔しさと情けなさでいっぱいでした。多くの皆さんが廃案にしてほしいと祈るような気持でいらしたのに、それに応えられなかった野党の力のなさを、申し訳なく思います。

国会前で行われていた反対集会に私も参加しました。集まった皆さんがそれぞれに思っていることを自分の言葉で発言されていました。その皆さんの力をさらに大きくしていただき、この国の言論を、平和を、立憲主義を、民主主義を、取り戻す新たな戦いに挑み続けます。

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