郡和子の日記

2009年05月27日(水)

2009年5月27日の日記

朝一番6時8分の新幹線で上京。
厚生労働委員会。
臓器移植法改正4法案に対する質問。
答弁席にはそれぞれの提案者である議員が座り質問に答えました。
この中で、A案提出者である河野太郎氏が、一律に「脳死が人の死」であることを前提とした案だと私は思っていましたが、移植の場合に限る、「臨床」脳死判定を受けても、それは「生きている」のだと答弁し、大きな論理矛盾が生じることになりました。
拒否の意思表明を生前していなかった場合、移植のために臓器を摘出するのですが、ならば、誰が、その人の「死」を決め、臓器摘出を承諾するのでしょうか…。
提案者自身もグラグラしているというか…。
まだまだ疑問が残る質疑になりました。
早急に決めるのはいかがでしょうか?

その後、民主党医療再生議員懇の会合、公的病院の今後の在り方についてヒアリング。
そして、15時から党首討論。
初めての鳩山代表と麻生総理の討論です。
比べてどちらが「器」か、はっきりしたと思います。
麻生総理の、だらだらと何をお話になっているのか分からない、ご自身の理念もちっともない答弁は、やはり、一日も早い「交代」が必要と皆さんに確信させたのではないでしょうか。
ニュースでは、やり取りが切り刻まれ、その様子が弱まった感じもしましたが、それにしても鳩山代表はよかったと思います。

生活保護の母子加算が今年4月に全廃されましたが、それを復活させるチームが党内に作られました。
あのアニメの殿堂を作る補正予算のお金が有れば、母子加算の復活は可能です。
つまり、こうしたことではないでしょうか、限られた予算をどう使う政治を選ぶか。

選挙で勝たなければ、との気持ちをさらに強くしています。


日記カレンダー

  • 月別アーカイブ