郡和子の日記

2012年08月22日（水）

2012年8月22日の日記

朝、仙台事務所でミーティングを行い復興局へ。

復旧復興工事が本格化するするにつれ、生コン、盛り土材等、建設資材の不足が心配されています。
そこで、宮城復興局の中に「土量チーム」を作り、必要に応じて支援を行えるよう取り組んでいます。
今日は、この土量チームから直近の報告をうけました。

また、いくつかの案件について確認、打ち合わせなどを行い、上京。

ところで、東日本大震災の地震津波で、被災した皆さんらがどのように避難し行動したか…、あの時の対応の実態を詳しく調査し、記録として残し今後の対策につなげていくことが重要。
で、今、内閣官房東日本大震災対応総括室と内閣府防災で調査を実施しているところです。
このうち、避難支援者＝市町村、病院、社会福祉施設、保育所、事務所、商業施設などに対するヒアリング調査の結果がまとまり、速報として、内閣府防災のホームページ上で発表しています。
避難指示の切迫感向上についてもご意見があり、例えば、「津波も、高さ何メートルだけではなく、何キロ先まで到達といった言い方に変えられないか」等。
皆さんもぜひご覧ください。
沿岸住民の皆さんへの聞き取りは現在も進行中です。

2012年08月21日（火）

2012年8月21日の日記

朝の新幹線で上京。
復興庁でレク。
また、お昼は参議院議員会館で開かれた被災ローン減免制度の積極活用を求める院内集会に出席し、挨拶をさせていただきました。
個人版私的整理ガイドラインを日弁連はわかりやすく「被災ローン減免制度」と呼んでいますが、活用が進んでいないことを心配して開催されたものです。
今回の私的整理制度の利点は、破産など法的な手続きと違い、手元に最大５００万円まで生活資金を残せたり、新たなローンも組めたりするという点です。今後、住宅再建の事業が実施の段階に移行するにつれ利用される方が増えて来るものと思いますが、なお、広報に努めたいと思います。

午後は、復興庁で震災関連死の検討会が開かれ、取りまとめを行いました。
復興庁のホームページで今日のとりまとめの資料をアップしています。どうぞ参考にしてください。
その後は消費者庁、防災、公正取引委員会等から報告と説明を受けました。

夜また仙台へ。
駅から自宅まで乗せていただいたタクシーの運転手さんに宅地被害の復旧状況についてお話を聞けたのも収穫でした。

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  第３回震災関連死検討会

2012年08月20日（月）

2012年8月20日の日記

朝、気仙沼で開かれた気仙沼線暫定運行開始セレモニーに出席、お祝いのご挨拶を行い、バスの出発セレモニーでテープカットを行いました。
夏休みが終わり学校が始まることに合わせ、階上～最知までの専用道路をバスが走ることになって、高校生らが乗り込みました。
沿岸地域の交通基盤の早期の復旧復興は全体の復興の光になるものと思います。
ＪＲ東日本の富田社長も、安全で便利なサービスを提供し、新たな復興の一歩になるよう尽力したいと挨拶されました。

その後、震災で工場や自宅、店舗など全壊し、今、主力商品の「金のさんま」で再建・創建を計っている斉吉商店さんを訪ね、おかみの斉藤和枝さんからお話をお聞きしました。
三陸の豊かな海の恵みを戦略的に生かし強い水産加工業に育てたい、気持ちのこもった和枝さんのお話に、逆に励まされたように思います。
それから、もう一人、キッズＲＯＯＭおひさまを訪ね、経営する里見栄美さんからお話を聞きました。
山形の建設会社さんの全面支援で、保育園舎が完成し、こども達の保育をされています。隙間の子どもたちの保育需要も多く、おひさまが受け皿になってもいるようです。
女性たちのひたむきで前向きな生きる力を実感しました。

午後は、石巻の教育委員会と復興局も共催し「子どもサミット」を桃生公民館で開催し、こども達の復興への思いを聞かせていただきました。
市内の中学校の生徒たちさんが石巻のまちづくりについての提言を熟議を経てまとめ発表してくれました。
他者を思いやり地域を大切にする気持ちのこもった提言でした。
石巻市さんとも連携し、その思いをサポートしていきたいと思います。

夜仙台に戻り、広瀬川灯篭流し花火大会に合わせ恒例になっている渡辺社長さん宅での納涼会。
元気を注入していただく夜になりました。

今日、銀座でロンドンオリンピックメダリストたちのパレードが行われ、５０万人の皆さんが詰めかけたとのニュース映像を見ました。５０万人！道路に隙間なく並んだ人人人。お疲れさまでした。米粒ほどでもみられた方はラッキーだったのではないでしょうか。でも、５０万人が詰めかけ大きな混乱が生じないところがまた、日本の凄いところですね。

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  渡辺社長宅で納涼会に
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  気仙沼線暫定運行式に出席
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  おひさまの里見栄美さんと
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  子どもサミットで復興局のメンバーも一緒に熟議
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  斉吉商店の斉藤和枝さんと