郡和子の日記

2010年03月21日(日)

2010年3月21日の日記

強い風で各地で被害が出ました。
午後5時に宮城県内に出ていた暴風警報は解除されましたが、JRも一時運休するほか、空の便も乱れました。

朝7時、四季の会。
「日本における近代国家の成立」、E・H・ノーマンの著書を読み、明治維新の背景を探りました。
変革の担い手=下級武士の政治台頭を生み出し、その中から大久保利通に代表される「立憲制度の大礼服に飾られた絶対主義」的官僚が生まれた…。
明治維新が封建制の「上からの打倒」であり、農民、都市貧民による「下からの革命」の阻止であり…。
いろいろ勉強になります。
私たちが「官僚主導政治からの脱却」を訴え皆さんに政権交代の実現に導いていただいたその方向をはっきり認識しなければいけないと、改めて決意を新たにします。

その後、東ティモールのバイオガスの推進についてお話を伺い、これまた興味深い議論をさせていただきました。
いつものことながら、四季の会、主宰のTさんに感謝いたします。

お昼は、四郎丸サッカースポーツ少年団の20周年のお祝いの会に参加。
最初はサッカーなのに「9人」の団員で始まったということ、ご苦労も多かったことと察します。
しかし、この間、常勝チームに育てあげた皆さんのご尽力に敬服。
何よりこどもたちに仲間のいることの幸せや、規律・礼儀など、さまざまなことを学ぶ機会を作ってくださっている指導者の方々に、私も学びたいと思います。

それから、しょうがいしゃの皆さんのアピール大行動に。
パネリストとして政府の考え方や党としての方針をお話させていただきました。
昨年も皆さんとともにアピール行動に参加しましたが、この一年、しょうがいしゃ福祉をめぐって大きな変化があったことを感慨深く思います。
「私たちのことは私たち抜きで決めないで」
そう、これが、私たちの政権です。
当事者のみなさんの声を反映する仕組みを作ったことは大きな変革で、その議論を待って、真に「自立」できる制度を作っていきたいと思っています。
しかし、障害者自立支援法の廃止までの間、皆さんの思いにこたえていかなくてはなりません。
知恵を絞らなくちゃなりませんね。
300人を超える皆さんとの集会の後、仙台市中心街に繰り出し、デモ行進を行いました。
寒さが加わる中、みなさん、お疲れさまでした。
参議院選挙に出馬予定の新人伊藤ひろみさん、そして、インターンの菅原さんも行進に参加していただきました。ありがとう。

あまりの寒さに、強い風に、震えるほど飛ばされるほどでしたが、でも、あったかい気持ちになりました。
がんばるぞぉ!


  • 四郎丸サッカースポーツ少年団20周年記念式典で

  • みやぎアピール大行動でパネリストを務めました

  • アピール大行動参加者の皆さんとデモ行進

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