郡和子の日記

2010年08月24日(火)

2010年8月24日の日記

というわけで、日本時間の2時過ぎ、成田に帰ってきました。

今、ラウンジで、パソコンに向かっています。

今日はこのまま仙台に帰り、明日また上京する予定です。
概算要求の詰めの作業、連日東京では猛暑の中、会議が行われていました。
今、メール等をチェックしたところです。

今回の調査のまとめも出すことになりますが、私自身、とても勉強になりました。
何しろ、めったに行くことができない、しかも、会うこともできない方々との意見交換。
感謝しつつ、今後に反映するアイディアを練りましょう。

では、仙台に帰ります。


2010年08月23日(月)

2010年8月23日の日記

最終日の今日は、雨が降る、昨日までとは打って替わった肌寒い日になりました。

パリから40分ほど離れたセーヌサンドニ県の保育所へ。
フランスは、3歳児までが保育所の年齢で、その後は保育学校に入ることになっています。
まだバカンスの人もいるということで、少人数でしたが、預けられているこどもたちとも接することができました。
フランスは、保護者の8%以上が、生活保護を受けている人、つまりここでは求職中の人、となるそうですが、そのこどもを預かることが義務付けられているのだそうで、訪れた保育所ではそのパーセンテージは10%を超えていました。

午後は、社会統一総局こども家族政策担当のフロランス・リアノス課長、社会保障家族給付室の責任者の方や、高齢者しょうがい者の自立政策の担当の方々から、それぞれの制度についてと国民の評価、課題など伺い意見交換を。
フランスのこども手当は1946年から始まっていて所得制限はありません。一度、所得制限を設けてはと議論になったそうですが、国民の大きな反対で二度とそのような話にはならず、今まで来ているそうです。

出生率が近年2を超えたフランス、きめ細かな家族政策だけでなく、ワークライフバランスWLBが本当に進んでいます。

ぎりぎりまで意見交換を行って、空港へ向かい、間もなく帰路につきます。


2010年08月22日(日)

2010年8月22日の日記

朝、マックに行って、2ユーロで、エッグマフィンとコーヒーの朝セットを。
マックはどこにでもある!
しかも、日本より安いでしょうか?

パリ南東およそ65キロ、フォンテンブローの森(1万6709ヘクタールという大きな人工の森です)に移動。
行楽・保養地として有名で、16世紀フランソア1世により建設された王宮があり、あのナポレオンがエルバ島流刑前、下士官らとの別れを行った「決別の広場」を訪れました。
王宮の中にはナポレオンのベッドも残されていましたが、みんなサイズが小さい。どうしてか?と思ったら、Lの字、つまり坐したまま寝ていたそうで…。凄いや…。

パリにもどり、セーヌ川に浮かぶシテ島にそびえるノートルダム大聖堂を観光。
ここは入場料を取らず観光客を受け入れ、しかも地域の人々の日曜ミサも続いているというのですから、文化というのでしょうか、パリの皆さんの寛大さに驚きを隠せません。
今日の日曜日、確かに、地域のカトリック信者の皆さんも少なくありませんでした。

1163年に建設が始まり200年をかけて完成させた大聖堂だそうです。ナポレオンの戴冠式も行われたところで、ステンドグラスの素晴らしさに言葉を失いました。

すみません、せっかく来させていただいたフランスですもの、ちょっと世界遺産も視察。

歴史をつないでいく、多少不便でも、大事に使っていく、壊れたら直して使う、という、やはり、徹底しているんですね。

さて、最終日の明日は、家族政策が充実しているフランス、セーヌサンドニ県で保育について勉強します。
何しろ、保育所の集団保育だけでなく「保育ママ」も大勢おり、うかがうところは保育ママに預けられている幼児の数のほうが多いんだそうです。
最終日、夕方まで視察を重ね、帰路につきます。


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