郡和子の日記

2012年07月04日(水)

2012年7月4日の日記

石巻市での世界防災閣僚会議の宮城分科会で挨拶を行いパネルディスカッションに参加しました。
UNDPのライアン局長を議長に、キルギスの非常事態相、エクアドルの危機管理庁長官がそれぞれの取り組みを発表し、NTTドコモの東北支社長が情報分野での貢献について、私も大震災の教訓をもとに防災力を高めることと住民、企業、NPO、そして世界との連携についてお話しました。

今日のこの分科会では、防災と復旧は公共財であり、防災への参加と責任は、国はもちろんのことですが、住民、地方自治体、地域コミュニティ、民間、その他社会の構成員によって広く担われるべきであることが確認できました。
また、防災計画や復興計画に対しては、女性や社会的弱者など、社会の多様な立場からの意見を取り入れていくことが重要であることもお話し確認していただきました。
また海外支援の受け入れを円滑にするための制度の構築も重要だと問題提起し認識を共有していただきました。

閉会式では中川防災担当大臣が2015年の第3回国連防災世界会議のホストに向けた決意を表明し、玄葉外務大臣が今回の会議の議長サマリーをまとめました。

改めて会議においでいただいた多くの皆様方に感謝いたします。

あ、それから、8日日曜日に、私、復興局も参加して、塩釜市でこども達の声を復興・まちづくりに活かすことをテーマに「宮城県生徒会サミット」を開催します。
中学生の皆さんの熟議を楽しみにしています。


  • 世界防災閣僚会議の宮城分科会でパネルディスカッションに参加

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