郡和子の日記

2014年06月20日（金）

2014年6月20日の日記

今年の通常国会が事実上幕を閉じました。

今日の本会議では、伊藤環境委員長、石原環境大臣の不信任案を提出しましたが否決されました。

被災地の信頼を取り戻すのは難しい。

朝、朝食をいただきながら、情報通信政策推進の勉強会。LINEの森川社長からお話を。現在４億６０００人のユーザーで、５億人を目指していること、またこれからの可能性について聞きました。

午前中は各委員会の会期末処理の理事会、委員会が開かれました。しかし、環境委員会は今日の質疑が自民党側から一方的に取りやめとの話があり中断。委員会で石原大臣の話が聞けず、不信任案提出ということになった訳です。

また、２００９年度から、ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律の施行日である６月２２日を「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」と定めて、厚生労働省主催による追悼、慰霊及び名誉回復の行事が行われています。今年は、今日行われ、私も参列致しました。

全国ハンセン病療養所入所者協議会会長の神美知宏さんが、また国家賠償訴訟で原告団の代表を務めた谺雄二さんが今年５月相次いで亡くなっています。昨年の追悼式での谺さんのお話が思い出されました。

それから、新宿区の国立感染症病院建設現場から、１００体を越す人骨が発見され今年で２５年。この地はかつての軍医学校跡地で、骨には銃創痕や実験的な手術の痕などが明らかになり、あの７３１部隊等の戦争犯罪に関係があるのではないかと住民や研究者の皆さんが真相究明にあたっています。

私も初当選当時この問題を知り、軍医学校当時の看護士さんの証言などを直接大臣に聞いていただき発掘調査させることができました。

２５年を記念する集会へのビデオメッセージを撮りました。

そして仙台へ。

2014年06月19日（木）

2014年6月19日の日記

朝、日本でフードバンク活動を行っているセカンドハーベストジャパンの皆様方からお話を聞かせていただきました。

品質には問題がないのに売り物にならなかった食品を集め、食事に困っている人などに配布していく活動で、市場に流通させることができない余剰食品を蓄えて分配することからフードバンクと呼ばれています。

被災地でも活動されていますが、多くの食品企業の参加を促すためにも、税制の問題や万が一何かがあった時の補償の問題など、ぜひ、法制化を目指したいと思っています。

非正規雇用対策本部で提言の取りまとめを。

そして代議士会、本会議。

本散後は、男女共同参画委員会の定例会で今後の活動について報告承認を。

また、事務所で外国人材の受け入れ問題で関係する役所からヒアリング。

消費者特別委員会の理事懇談会。

夜は３つ会合を梯子しました。一つ目は、日本政策投資銀行が行っている女性起業者への支援、第３回ＤＢＪ女性新ビジネスプランコンペティーションレセプションに参加し、お祝いのご挨拶をさせていただきました。

今年は宮城からお二人が最終選考ファイナルプレゼンテーションに残りましたが、残念ながら大賞は逃し、大賞に選出されたのは、ニューヨークでラグジュアリーファッションのトレードイン事業を立ち上げた矢野莉恵さん。ご一緒に写真を撮らせていただきました。

二つ目は日弁連の前会長と前事務総長の慰労会に。前事務総長は仙台の荒中弁護士で、この間特にお世話になりました。お疲れ様でした。

三つ目は、阿久津前衆議院議員のシンポジウムと懇親会でした。前原さんと枝野さん２ショットでのシンポジウムは刺激的でもありましたが、目指すところは同じ、を、実感も致しました。

明日は、通常国会の実質会期末ですが、集団的自衛権という大きな問題を抱えながら延長のない通常国会です。たぶんこれまで例のないこと。これが決められる政治とは…。

2014年06月18日（水）

2014年6月18日の日記

復興特別委員会が久しぶりに開かれました。

各委員が石原環境大臣の発言をめぐって質しましたが、被災地に寄り添う復興へ、信頼を回復していかねばなりませんが、石原大臣は発言の撤回をされていません。残念です。

また、社会的養護の必要な子どもたちを応援する議連で、ヒューマン・ライツ・ウオッチからお話を聞かせていただきました。

日本は施設養護が大半ですが、家庭的な養護を当たり前にしていくことが子どもの育ちのためにも重要です。そのために議連としても取りまとめを行う予定です。

国対理事合同会議。

また、多文化共生社会を目指す議連で、政府の成長戦略案に盛り込まれる外国人労働者の問題で議論。

その後仙台へ戻り、宮城県医薬品卸組合設立６０周年と、永年勤続者の方々の表彰式に伺い、お祝いのご挨拶をさせていただきました。

そして、夜また上京。