郡和子の日記

2006年04月01日(土)

2006年4月1日の日記

「ルソーの社会契約論について勉強会を開きましょう。」
と、ご提案を頂き、本日2回目の勉強会。
四季にあわせ開かれることになっています。そこで勉強会の名称は「四季の会」。春の日差しが差し込む主催者「四季の会」会長のお宅で、討論も交え2時間勉強しました。難解な文章ですが、国家や政治を考える上で、根源的な著書。会長の講義で、尚理解が深まります。
学習を終えた後は、手作りのちらし寿司でもてなしていただき、感謝・感激でした。

「しょうがいを持っていても外に出よう」という、今から30年以上もまえ全国に広がった運動があります。
仙台もその運動の拠点のひとつでした。中心メンバーだった筋ジストロフィー患者の山田富也さんは、現在24時間人工呼吸器をつけ寝たきりの状態ですが、ベッドから様々な福祉の活動家として情報発信されています。その富也さんが暮らす「ありのまま舎しょうがいしゃ自立ホーム」が出来て19年、また、難病ホスピスが出来て12年の記念の式典がありました。それに参加させていただきました。
福祉法人のありのまま舎の理事長、斎藤久吉さんは、今日が103歳の誕生日。お変わりなくしっかりなさっていてご挨拶されました。明治・大正・昭和・平成と激動の時代を生きた方だからこそ、今を、重みある分析をし、何をなすべきか、お話になりました。
ありのままホームの取材などでお世話になった方々も元気に過ごされていて、嬉しく思いましたが、今日から施行される障害者自立支援法については、皆さんから落胆の声とご心配の声。でも、これを乗り切る知恵を結集し、頑張るんだと、言っていただきました。申し訳ない気持ちでいっぱいですが、少しでも皆さんの声を、国会で伝え、ご期待にこたえたいと思います。


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