郡和子の日記

2006年12月17日(日)

2006年12月17日の日記

早朝、ルソーの社会契約論を勉強する「四季の会」冬の例会。
改めてこの古典を学び、国家のあり方について深く考える機会を得たことに感謝。

足の手術をされたKさんのお見舞いにうかがう。
リハビリの先生が若くていい男なの、Kさんはそう言って大きな声で笑い、順調にリハビリを進めている様子にちょっと安心。まだ退院まではかかりそうだが、がんばって。

自宅に戻って昼食をとり、夫と二人で「硫黄島からの手紙」を見に行く。

明日の準備をしなくちゃいけないけど、ま、いっか、と、のんびりしちゃった。(どうも意志が弱い…)


2006年12月16日(土)

2006年12月16日の日記

青葉区新川の早坂さんが秋の叙勲を受けられた。その勲章受賞祝賀会に出席。
地元の皆さん有志が発起人になって開いたもので、心温まる、そして、栄えある勲章を受章された早坂さんのお人柄が表れた祝賀会だった。

その後、定義山にお参りし、青葉区の地域の方々を回る。
11月の末に降った雪がまだ少し残っていた。

さまざま政治に対するお叱りと期待を受けた。

夕方事務所に戻り、月曜日の街頭で用意するチラシ用の原稿を書く。

その後忘年会に参加。
仙台市内は光のページェントが始まり、車の渋滞が半端じゃない。
ちっとも動けず、忘年会へは遅刻。そうか、時間の読みが甘い、と、反省。


  • 定義山の西方寺で

2006年12月15日(金)

2006年12月15日の日記

総数469
賛成134
反対335
衆議院での内閣不信任案の採決結果だ。

本会議場での趣旨説明にたった菅直人代表代行は、力強く55分にわたる演説を行った。

不信任理由として、
(1)タウンミーティングでの「やらせ」による世論誘導
(2)いじめや未履修問題に関する具体的な改革案も示さないまま行われた教育基本法改正案の衆参両院での強行採決
(3)麻生外務大臣の核保有発言
(4)イラク戦争に対する安倍首相の姿勢
(5)郵政造反組みの自民党復党により昨年の総選挙のやり直しが必要となった点
(6)格差社会の是正に安倍内閣が取り組んでいない点
(7)障害者自立支援法による大きな影響を放置している点
(8)道路特定財源の扱いに見られるようにニセの改革を進めようとしている点
(9)官製談合をやめさせようという姿勢が全く見えない点
(10)小泉政権に引き続き地方の切捨て政策を継続している点
(11)首相の就任前と就任後の政治姿勢にブレがあまりにも大きく、信用できるか疑念がある
と、11項目を列挙。それぞれについて、詳しく説明した。

「恥を知れ」とタウンミティングでのやらせを痛烈に批判して、開催には19億9000万円もの税金が投入されていて、安倍さんの返納で解決しようとすれば約500年かかると指摘。500年もだ。
衆参で強行採決を行う安倍内閣に教育を語る資格が本当に在るのだろうか?

しかし、冒頭の数の違いだ。
あっさり不信任案は否決され、参議院本会議で教育基本法が、可決、成立してしまった。
本当に有権者の皆さんはこれを望んでおられたのだろうか?
郵政後、障害者自立支援法も、医療制度改革も、地方いじめも、ワーキングプアの問題も、そして、今国会での防衛省、教育基本法、やがて来る消費税も、労働法制改悪も、みんな望んでおられるのだろうか?

本来なら、解散して審判を仰ぐべきだ。

一方で嬉しいニュースもある。
国連は、障害者の権利条約の動きを急ピッチですすめ、この12月13日国連総会で採択したのだ。
長年待ち望んでいたことだが、日本でもこれを批准し、それに基づいた政策が実現されなければならなくなる。
夜、国会近くで「採択を祝う会」が開かれ、それに参加して、皆さんと共に喜びをかみ締め、仙台へ帰った。


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