郡和子の日記

2009年02月19日(木)

2009年2月19日の日記

厚生年金病院の存続に関して、由布市長さんはじめ存続運動全国連絡センターの皆さんからヒアリング。また、社会保険病院についてもヒアリング。

整理機構に出資され経営の将来像が描けずやめる医師、看護士も後を絶ちません。
国の政策医療を担い地域の公的病院としての役割を担ってきたこれらの病院を、整理機構から移し安心できる医療を提供する機関として存続させる法案を準備しながら、結局、昨年の夏、福田さんの突然の辞任などで宙に浮いたままになったことも申し訳なく思います。
私たちの考え方は変わっていません。急ぎ、対応を進めているところです。

また、医療の問題では、川田参議院議員が開いている患者の権利を守るための公開勉強会で卵巣がん患者のスマイリーという会を主宰する片木美穂さんから「薬事行政や臨床試験・治験に臨むこと」というテーマでお話を伺いました。
この問題は、私自身も特に大きな課題として取り組んでいるところです。
皆さんの期待に応え、なお頑張らなければと思いました。

そして、緊急雇用対策本部でオランダの派遣労働の現状について、世界2位の総合人材サービス企業のベン・ノートブーム氏からヒアリング。
雇用の問題単独ではなく、社会保障の在り方、教育費負担、住宅負担など、税や保険以外の見えない負担も含め社会全体で国の在り方が問われていると、今回の経済・雇用危機の中で強く感じています。
そういう意味では、日本の形を変えるチャンスとも思います。

午後は、私学助成を進める会の皆さんが仙台から署名を携え部屋に陳情においでになりました。
そうです、教育費負担を軽減させることです!

その後、仙台に戻ってライオンズクラブの会合にお邪魔して東京に戻ろうと駅を歩いていたら、あら、私学助成の署名を持ってきていただいた保護者会の皆さんとバッタリ。
今、陳情から帰ったところだったのですね、お疲れ様でした。


  • 宮城県私学助成をすすめる会の皆さんと

2009年02月18日(水)

2009年2月18日の日記

厚生労働部門会議。
社会保険病院、厚生年金病院を公的病院と位置づけ今後の存続に向けた政策について、また、介護従事者の賃金アップを図る法整備について協議。

お昼は、ガザ地区の現状報告と封鎖解除に向けた院内集会に。
現地で活動するNPOの皆さんから報告があり、悲惨なガザの様子が紹介されました。
そして、いまだ食糧、医療物資、建築資材などが入れないガザを封鎖から解除させることを求める署名活動がこれまで22、445筆集まったことなども報告されました。
現地での人道支援や平和憲法を持つ日本だからこそできるはずの和解へ政治的働きかけをすべきです。
外務省からの報告も聞きましたが、日本としての明確な姿勢がうかがえません。中立的立場でもっと仕事ができるはずなのに。

夕方、肝炎総合対策について、厚労省から、インターフェロン治療への医療費助成の進捗状況や、また、患者の皆さんからお話を聞きました。
そして、派遣法の問題で野党3党合同勉強会、製造業派遣の実態についてヒアリング。

小泉元総理がロシアでまた定額給付金について三分の二を使うのでは採決のある本会議を欠席すると明言したそうです。
サハリンで首脳会談を行った麻生総理にはこの話がどう伝わったでしょう。

明日、予算委員会で麻生総理から中川前大臣の問題でお話を聞くことになっていますが、すでに、与党からも麻生批判が公然と。当然。


  • ガザ空爆でけがをした少年

  • 栄養失調の子供が次々収容されているそうです

  • 集会には多くの議員も参加しました

2009年02月17日(火)

2009年2月17日の日記

なんと言ったらいいのでしょう!

政権にいること自体が間違いです。
中川大臣が結局辞任しましたが、麻生総理の資質とともにこの内閣の現実・実力も改めて国益に反する状況であることが尚はっきりしました。
麻生さんの問題と同時にやはり自民党の劣化、でも、政権党として権力に居座り続ける…。
その中ヒラリーさんが来日。
24日にはワシントンに麻生さんを迎えるというのですから、アメリカも不安が交る首脳会談ではないでしょうか。というより、こんな日本で対等な外交ができるのかどうか、不安になってきます。

年金問題の部会では、無年金の方で受給資格があるかもしれない人が2万5千人いる可能性。
未払いの年金がわかったものの受け取れず亡くなってしまった。
など、憤懣やるかたない。
介護保険報酬3%アップでも介護職員の給与は上がる見込みがない。

政府がやるといっていることは表面だけで中身は伴っていません。
書かねばならないことがたくさんあるのに、ごめんなさい、後でコラムにまとめたいと思います。

夕方仙台に戻って、イエローハット・ホットマンの組合の定期大会・交流会に参加させていただきました。
夜、また、東京へ。


  • 労組の定期大会でのご挨拶

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