郡和子の日記

2011年05月18日(水)

2011年5月18日の日記

年金の突合問題、政権交代後、特に力を入れて進めてきた作業です。
紙の記録台帳とコンピュータデータのおよそ6億件の突合作業について、先日、日本年金機構が、全件突合のサンプル調査の中間結果報告を出しました。
多くの費用をかけている割には記録の復活で年金の増額に結び付いた例は少なく少額であり、費用対効果の観点から検討が必要ではないか…。
今日の朝の厚生労働部門会議で議題にいたしました。
長い間のいい加減で放置されたままだった年金行政の後始末に高いコストを払っているのは事実です。
現在の「ねんきん定期便」による本人の記録の再確認、年金を請求した時の記録の再確認、行政サイドの突合作業・裁定実施はさらに進めるとして、紙コン突合については、皆さんの声を伺ったうえで、再検討が必要かもしれません。

全国治水砂防教会総会に出席、それから宮城町村会のご要望を届けていただき佐々木会長と懇談、環境部門のコアメンバー会議と部門会議、社会保障と税の調査会会合、復興ビジョンチームの勉強会などなど。
また、厚生労働部門の理事懇で、ようやく介護保険法改正案の質疑を野党と合意出来ました。
それから、明日の本会議で設置が認められる予定の震災復興特別員会の委員を務める予定です。
今でさえいっぱいいっぱいではありますが、頑張ります。


2011年05月17日(火)

2011年5月17日の日記

犯罪死を見逃さない制度を検討していた警察庁の研究会が取りまとめた提言について、内閣部門、厚労部門、文科部門の合同会議で報告を受けました。
専門の新たな解剖機関を各都道府県に国の機関として設置、犯罪死を見逃さないことと、疫病調査などの公衆衛生の二つの役割を担うことにするというものです。
あのパロマ事件、時津部屋事件、そして、数々保険金目当ての殺人事件など、思いだされる方も多いと思います。
犯罪死の見逃しは、一般には容疑者が別件で逮捕された事件の捜査などで、後に判明することが多く、警察庁によると、98年以降だけで43件ありました。
解剖率は現在10%ほどでしかありません。
新たな法整備を進めたいと思います。

また、復興ビジョンチームのワーキングチームの会合や勉強会等が続きました。

それから、辻元補佐官が震災ボランティアの件で報告に来てくださいました。
ボランティアが現地に入ることをさらに進めるため、高速道路やJRだけでなく、航空運賃についても何らか考えたいと言ってくださいました。
もちろんボランティア活動だけでなく、観光とも組み合わせ地元にお金も落としていただけるような仕組みも作りたいと思います。


2011年05月16日(月)

2011年5月16日の日記

夕べ遅く上京し、今日は朝からの予算委員会に出席しました。
民主党は中川筆頭理事と城島政調会長代理が質問に立ちました。

城島さんは、二重債務や二重ローンなどが個人の生活や職を確保するうえでも大きな問題としてあるとして政府の対応を聞きました。
海江田経済産業大臣は、「これまで借りているローンは条件変更を大幅に認め、出来るだけ返済期間を長くする。新規のローンは出来るだけ長期にわたり金利を低くする。例えばゼロにするなどのことを考えている。菅総理の指示でさらなる工夫として中小企業基盤整備機構の再生ファンドなど、ありとあらゆる措置を講じることも検討している。」と答弁。
党内でも勉強を重ね政府へ対応を迫っています。
また、今日は、原発事故によるペットや家畜の救済・救助についても議論になりました。
20キロ圏内でも放射能の被ばく量を計り深刻な影響を受けていない家畜について、もちろん市場に出すわけにはいきませんが、何とか出来る方法もあるのではないか…。

夕方5時に予算委員会が散会した後は、厚生労働部門のコアメンバー会議など。

宮城県内の震災で亡くなられた方が、県警の今日の発表で9003人と、9000人を超えました。
また今なお行方不明の方は5526人。ご家族の皆さんの思いはどんなでしょう。


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