郡和子の日記

2011年07月22日(金)

2011年7月22日の日記

消費者問題PTを開催し、農水省、厚労省、消費者庁から、基準値を超えるセシウムが検出された牛肉の問題でヒアリングを行いました。
今回、福島原発から160キロ離れた岩手からもエサとなった高濃度のセシウムの稲わらが見つかっています。
対応をしっかり取るよう促しました。

2009年マニフェストについて、幹事長そして代表である総理が「見通しが甘かった」と陳謝しました。
マニフェストの項目は一部達成させていますが、目玉であった例えば「こども手当」の「満額」については断念せざるを得ないと私自身も思っています。(現状では)
しかし、マニフェストにそこに込めた思いは、変えられないものです。
現金給付を前面に出しすぎる傾向があったのは否めませんが、社会の構造転換の基本は譲れません。
こども手当は実は多くの課題の解決に向けたとっかかりであり、男性稼ぎ主の雇用が基本の社会構造から両性を包摂する雇用とつながりのある社会構造への転換、新しい日本モデルへの道筋だと思っています。
国民の皆さんへお約束した新しい日本モデルへの大きな目標を変えるつもりはありませんが、達成できないことがあることもやはりあるだろうと思います。努力は続けます。
代表や幹事長が話されたのもそういうことだろうと認識します。
何とも忸怩たる思いです。申し訳ありません。

この他、陳情の要請活動や議員立法への取り組みなどを行い、夜仙台へ戻りました。

随分涼しくなって体が驚いています。


  • 消費者問題PTを開催し牛肉の放射能汚染問題でヒアリング

  • 県港湾協会の復興要望を受ける

2011年07月21日(木)

2011年7月21日の日記

今日は党の震災対策宮城県本部の会合や、打ち合わせ、また東北自治体議員フォーラムのメンバー有志の方々との意見交換などを行いました。
また、院内で開かれた「金学順さんが名乗り出て20年、今年こそ日本軍「慰安婦」問題の解決を」という集会に参加。
女川町であの震災から命をつないだ宋神道さん(今は東京で生活されています)、韓国から李容洙さんが見えてお話をお聞きしました。
それから、「少子高齢社会を克服する日本モデル」研究会で北海道大学の宮本太郎先生を招きお話を伺いました。
副会長を務める歯科議連では歯科口腔保健の推進に関する法律案について総会で報告、トンネルじん肺問題PTではじん肺救済法案について議論しました。

ところで、暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された牛肉について、国が買い上げて焼却処分することになりました。
東京電力福島第1原発事故を受け、国が基準値を超えた野菜や水産物を含め食品を買い上げるのは初めてのことです。
すべての牛に関し食肉処理後に放射性物質を調べる全頭検査の対象地域拡大も検討する方向です。
あす、消費者問題PTでも詳しくヒアリングいたします。


  • 89歳になる宋神道さんがお話しくださいました

2011年07月20日(水)

2011年7月20日の日記

朝、8時、厚生労働部門会議で議員立法口腔歯科保健法を承認。
今日は私の所属する委員会が次々開かれ、終了したのは夜8時半。

まず消費者特別委員会の理事会・委員会で、25日に宮城へ、また、厚生労働委員会理事会、委員会で8月1日に福島へ、それぞれ視察に委員派遣を決めました。
そして、午前中テレビ入りで予算委員会の質疑。
お昼過ぎ補正予算についての採決を行い、本会議に緊急上程し、午後開かれた本会議で採決を行って参議院に送りました。
この他、被災者生活再建支援金補助金について、この東日本大震災に限った措置として、既に支給した支援金を含め国の補助率を50%から80%に引き上げる法律改正案を可決。

夕方からは復興特別委員会が開かれ、参議院から送付された野党提案の原子力事故被害緊急措置法案についてと原子力損害賠償支援機構法案について質疑でした。

委員会の隙間を縫って、仙台市長の要請活動にご一緒したり、また、こども男女共同参画調査会で宮城子ども総合センターの本間所長から被災した子供の状況をヒアリング、それから社会保険病院・厚生年金病院の公的病院としての存続を求める活動をしてこられた方々と今回ようやく成立した地域医療機能推進機構法案について意見交換など。

また今日東日本大震災復興基本方針への考え方について私の意見をまとめ検討委員会に提出をさせていただきました。政府を動かすことになお努力します。


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