郡和子の日記

2012年06月08日(金)

2012年6月8日の日記

午前、中央防災会議の南海トラフ巨大地震対策検討WTの会議に出席。
国交省から津波対策への取り組みを聴取し当面検討する課題について有識者委員の皆さんのご意見を伺いました。

午後仙台に戻り、復興局で宅地被害の移転問題などで報告を受け、仙台市議会の議長・副議長、各会派の代表の皆さんと意見交換を行いました。

私自身が仙台出身の議員で、皆さんの気持ちを共有してはおりますが、今後起こりうる巨大地震津波対策も進めるに当たり、いろいろと考えなくてはなりません。
今朝の南海トラフの会議だけでなく、首都直下、等、議論を続けていますが、東日本大震災のような被害を起こさないような災害に強い国土や減災都市、集落のあり方、そして被災した皆さんへ出来うる最大限の支援について、限りある財源の中でいかに進めていくか、冷たいようだけれど国として一定の線を引かざるを得ないのも事実。
当面の財源を確保して制度として作った中で、知恵を出しながら、皆さんの思いに応えられるようにしたいと思います。

総理が大飯原発の問題で会見をされ、再稼働を進める方針を示しました。
反対・賛成と国を二分する中での重い決断です。
暮らしを守る総理としての責務は放棄できないと。
中長期のエネルギー政策は「脱原発依存」の方針を踏まえて、将来的な再生可能エネルギーなどの割合を8月をめどに決める方向です。ご理解ください。
何よりようやく審議をはじめていただいた原子力規制庁法案を一日も早く成立させたいと思っています。


日記カレンダー

  • 月別アーカイブ