郡和子の日記

2006年10月28日(土)

2006年10月28日の日記

美しい秋の日。
街路樹がすっかり色づいて、真っ青な空に映えている。

仙台市の匂当台公園でみやぎ私学フェスティバル2006が開かれ参加した。
私学助成金の増額で教育格差をなくそうと教師、生徒、保護者らが企画したものだ。会場では署名活動が行われ、私学で学ぶ高校生たちがステージで思いを訴えた。
格差社会による保護者の家計の急変で退学を決断する子どもたちも少なくない。
保護者負担の公私格差の是正を図って、自由に学校の選択が可能で学び続けることが可能な情況整備が必要だ。

会場の出店で焼きそばなどを買って青空の下で食べたが、味は格別。

午後は、仙台市太白市民センターで一区主催のしょうがい者自立支援フォーラムを開く。
市議会議員たちは出張に出ていて参加できなかったが、遊佐県議、岡崎代表、東さんにも参加いただき、集まった方々からの意見をお聞かせいただいた。
4000円の賃金を得るのに24000円の利用料がかかる、あるいは、施設を維持するのにパートしか雇えない報酬単価ではサービスの質が保てない、生きる権利を奪うものだ、などの意見が次々出された。
昨日の委員会質問で私も訴えたが、早急に見直しを図るべきだ。

明日、仙台で乳がん撲滅の「ピンクリボンフェスティバル」が開かれるが、全国各地のピンクリボンの催しでパーソナリティを勤めるミュージシャンの大野靖之さんとお会いしてお話を聞かせていただく。
高校3年のとき、乳がんを患っていたお母さんをホスピスで亡くされてから、ホスピスや家族のいない子どもたちを訪ね、また、小学校や中学校で「命」や「家族」について心揺さぶる講演を展開している。
明日も天気がよさそうで、大野さんの歌とお話が多くの方々の心に届くに違いないと、頼もしく思った。

日中は汗ばむほどだが、やはり日が落ちると寒い。
風邪をひかないようにしないと…。


  • みやぎ私学フェスティバルで高校生たちが意見発表

2006年10月27日(金)

2006年10月27日の日記

厚生労働委員会。
しょうがい者自立支援法で質問に立つ。
名取市でこれまでの支援費でのサービスから300時間近くサービスが減らされた事例、全国各地で支給が減らされたり、料金の負担が増えて、生存権までも脅かされている情況をお話した。
残念だったのは、柳沢大臣が「しょうがい者の自立」とは、身の回りのことが出来て所得を得るようになることだと答弁なさったこと。
身の回りの自立や経済的な自立だけでない、尊厳を持って生きる、これが自立なのだという高いご見識を示していただけなかったことが残念でならない。

しょうがい福祉や医療、年金、トンネルじん肺問題、原爆症認定問題、など、命に関わる様々なことが、いま、国の責任として、しっかりなされていないことが悲しい。

本会議をはさんで、夕方まで熱心な議論が続いた。

夕方仙台への新幹線で、浅野前知事と偶然ご一緒する。お目にかかりたくていただけに、とても嬉しかった。いろいろお話をきいていただき、ご助言もいただいた。
体重管理(笑)についてもご指南いただく。はい、頑張ります。


  • 一般質問、自立支援法で大臣に質す

  • 答弁に立つ柳沢大臣

2006年10月26日(木)

2006年10月26日の日記

8時、労働法制についての勉強会。

資料整理をして、お昼は、先輩たちと情報交換しながら食事。

代議士会、本会議。

夕方は、明日の質問について、厚生労働省に説明。

今日もいろいろな要請を事務所で受けた。
退職公務員の皆さんからは、年金問題で、また、本吉町の議会の皆さんが、三陸道路の延長問題で、それぞれ要望書と届けてくださった。

夜は、先輩議員のパーティに顔を出し、その後、高校の東京にいる同級生たちで食事。
久しぶりだが、時間はすぐにあの頃に戻っちゃう。
記憶の中から、いろんな話が湧き出して、えー、そうだっけ、と、みんなで確認のために頭を働かす。
帰りの電車、同道してくれたMさんに感謝。

さて、あすは、しょうがい者自立支援法で柳沢大臣に質問します!
地元の窮状をぶつけ、見直しを迫ります。
応援よろしくお願いします。


  • 退職公務員の皆さんから要望を受けました

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