郡和子の日記

2006年10月25日(水)

2006年10月25日の日記

朝、厚生労働部門会議。
感染症予防法改正案でヒアリング。
また、自立支援法の調査発表を改めてきく。
党として、この調査についての緊急コメントをまとめ発表する。

厚生労働委員会。
柳沢大臣の所信についての一般質問。

研修制度などで入ってきた外国人の人たちが実際は低賃金での労働力となり人権上の問題も起きていることで、勉強会が開かれた。
少子高齢社会の日本で労働力としての外国の方々を受け入れる方向で制度設計がされようとしているが、今の研修生・技能実習生制度は、大きな問題を孕んでいる。今日は、中国からの女性が人権侵害にあったと本人が涙ながらに訴えられた。

夕方まで委員会。
終了後、事務所で打ち合わせ。


  • 外国人実習制度と今後の外国人労働を考える勉強会で挨拶しました

2006年10月24日(火)

2006年10月24日の日記

しょうがい者自立支援法フォローアップチーム会議。
厚労省から昨日発表になった調査結果について詳しく聞く。
データとしての根拠も無いあまりに不十分なもので、これをもって報道に乗せたというのは、はなはだ疑問。今、全国の現場で困っている人たちの情況を正確につかめる調査を早急に行うべきである。
いくつかの団体や自治体が行った調査では、ご承知のように、利用抑制が進み、負担が大きくのしかかって補助を決定せざるをえないと、今回の厚労省の発表とは大きくかけ離れている。

代議士会・本会議。
本会議の冒頭、補選で当選したお二人の紹介。

地元から道路予算でのご要望を受ける。

事務所で質問の準備など。

夕方、代理母の問題で厚労省と法務省から話を聞く。
海外での代理母出産や、先日、あの長野の病院で祖母が孫を出産する事態が明らかになるなど、生殖医療が法を飛び越えてしまっているのは事実だ。これまでも何度か議論の機会がありながら法整備出来なかったのは政治・行政の怠慢だ、との謗りをまぬかれないかもしれない。
私自身は、代理母出産を認めることは、女性を生殖の道具と扱うことと心配するし、「行過ぎた」生殖医療もnoだ。
遺伝子上の親子関係がありながら必ずしも幸せな親子関係とは限らないし、養子でも実の親子以上の関係を作ることも出来る。親と子の関係法、生命倫理の法、議論は急がなくてはならない。


2006年10月23日(月)

2006年10月23日の日記

衆議院補欠選挙は、2敗。
格差の問題も、医療・年金・福祉といった生活に密着する問題も、教育基本法も、憲法も共謀罪も少年法もクレサラ金利も何もかも、防衛・外交に消されてしまった。
私たちの主張が行き渡らず、とても残念でならない。

長町駅前での街頭活動は、冷たい雨の降る中。
補選で負けたけれど、励ましてくださる方が何人もいて、言葉にならないほど嬉しかった。
負けても、ある意味では、手ごたえを感じる選挙でもあった、と思う。
負け犬の遠吠え、と、言われるかもしれないが、現政権に危機感を持っている人々は少なくない。
地道に活動を進めるつもりだ。

上京。
厚生労働省とのやり取り。
その後、仙台市議会の高橋次男さんらが、税制の要望を持って事務所に来てくださった。

厚生労働省は、しょうがい者自立支援法で実態調査をはじめて発表したが、どれも実態とかけ離れている。数字のからくりを暴かねばならない。
なぜ、現場の声をゆがめるのだろう。
役所に都合のいい数字を選び、さも支援法が成功しているようなアナウンスは、この国で生活するしょうがいを持った方々、特に重いしょうがいを持った方々に対して、背信行為だ。許せない。


  • 高橋次男市議らから仙台市の税制でご要望を受ける

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